【体験談】店員さんに服選びを任せてはいけないわけ
ファッションから未来を叶える コンサルタント Sumie です。
「自分に似合うおしゃれな服が欲しい!」
こんなときあなたは、どうしていますか?
私は昔、なかなか似合う服が見つかりませんでした。
「自分では似合う服が見つからない。」
という時、まず助けになるのは店の人ですね。
以前お仕事が超多忙だった頃、
探しに行く時間も手間も極力減らしたい、
こんな思いで店員さんに服選びを任せていた時期があります。
結果を先に言うと、これが大失敗に終わったのです・・・・・。
この時期費やしたお金は、いまだに合計したくありません。 Sumie
今回は、服選びに迷い、店員さんに任せようと思っている方に、
- 店員さんに服選びを任せてはいけないわけ
- 失敗しない服選びのコツ
について解説します。
この記事を読むことで、あなたの
- 服選びに費やすお金
- 服選びに費やす時間
を無駄にすることがなくなるはずです。
このサイトでは、「ほしい未来」を叶えるファッション情報に ついて解説しています。
ハイブランドの店員さんに2年弱服選びを頼んだ結果
ファッションにはそれなりにこだわりがあった私は、おしゃれなセレクトショップなどで買い物をしていました。
しかし、40代後半くらいから似合う服が見つからなくなり、試行錯誤の末に、もうハイブランドの店に頼むしかない、と思うようになりました。
「ハイブランドなら似合ういい服があるに違いない」と考えたからでした。
当時は今のように超高価格でなかったのが幸いしました。
最近似合うものが変わってきたので何か似合うものをお願いします。
Sumie
はい!
お似合いのものをお持ちします。
ハイブランド店員さん
この店員さんは、そこのハイブランド店舗のカリスマバイヤーと呼ばれる人でした。
こちらなど、いかがでしょう。
今年の春ものの新作です。
ハイブランド店員さん
さっそく選んでもらったものを試着してみると悪くない。
そこそこ似合っている気がする。
値段は張るものの、品質も良い。
手っ取り早くセンスのいいものが手に入るなら・・・・。
こんな感じでお付き合いは続き、様々なアイテムを、パンツからブラウス、スーツ等、約2年弱、セレクトしてくれました。
そんなある時、久々に店を訪れました。
多忙化の極みで出かける暇と気力がなかったからです。
ちょうどお似合いのコートが入っています。いかがでしょう。
ハイブランド店員さん
そう言って、店舗のガラスケースに平置きして飾られたショートコートを出してくれました。
持っていたコートが若干きつくなっていたため、コートの買い替えを考えていたところでした。
デザインは私好みのもので、色もとてもきれいです。
こちらはサイズ40ですが、みなさん少し大きめのサイズを選んでいかれます。
ハイブランド店員さん
試着してみると、少しゆとりはあります。
それだけにちょうどはいていたスカートが隠れるくらいになり、丈感はいい具合でした。
デザインは品良く私好み。
このようにマフラーを合わせてもとても素敵です。
とてもお似合いですね。
ハイブランド店員さん
ブランドの薄手のマフラーを合わせてみるとまた違った表情が出ます。
お袖は少しお直しすればぴったりですね。
ハイブランド店員さん
160センチの私は、ハイブランドのスーツやコートの袖を直すことはよくあることです。
私なりに考えた上で、購入することにしました。
ハイブランドのコートはかなり高価です。
でも、ハイブランならではの質の良さと日本製にない色の美しさが決め手になりました。
お直しも終わり、家で着用してみました。
鏡を見て、「んっ?」
気のせいかな?
と 何度も着てみましたが、やはり・・・・・。
肩が合っていない。
そう、袖だけでなく肩が大きいのです。
明らかにサイズが大きい。
試着した時は、それほど気になりませんでした。
前のコートがきつくなっていたため、ゆとりがあるのをよし、と感じたのかもしれません。
家族にも「大きいね。」と言われてしまいました・・・・。
実は、もう一つ。
ひっかかっていたことがありました。
店頭でコートを買おうとほぼ決めた時、
あのマフラーはどうしようか、と迷いました。
値段は約2万5千円くらい。
安くはありませんが、合わせるのを探すのも手間です。
コーディネートの幅が広がるので加えようかと、戻されたマフラーディスプレーの方をチラっと見ていました。
ふと店員さんの方を振り返るとびっくり。
彼女はマフラーディスプレーのそばにいる他の店員さんに目配せして、マフラーを持ってくるように合図していました。
その表情にちょっとゾッとして、マフラーはやめました・・・。
店員さんに服選びを任せてはいけないわけ
① 店員さんは、お店の売上が一番
私が買った服は、そもそもサイズが合ってないものでした。
「洋服は肩で着る」というもの。
肩の合わない服をすすめるのはどうかと思います。
否定しないのがセールストークの基本
洋服販売の仕事をした経験のある女性100人に聞いた統計があります。
「その洋服がお客さんに全く似合ってない場合でも、「似合っている」とおだてて販売するのは常識か?」
の問いに、57人がイエス。
43人がノー。
理由として、
●「よくお似合いですよ。」は「こんにちは。」のような挨拶程度のもの。
●「これなんか似合いそうですよ」と提案してみたことはあるけど、やっぱりお客さまは自分が気に入ったものを買っていく方がほとんどなので。
●自分が選んだ服を「似合わない」と言われたら気分を害されるのでは?
トルソー(マネキン)のコーディネイト一式を買ってくれるお客さんがいる。
実はその方には全然似合わないのだが、あえてそのことは言わないようにしている。●とりあえず似合っている、とは言うがすすめない。
等々
出典:暮らしニスタアンケートより要約
このように、
店員さんは、スタイリストではなくあくまでも「販売員」です。
つまり「いかに売上をあげるか?」が最優先です。
ノルマもあるでしょうし、特にハイブランドの中には歩合制を入れているところもあります。
この場合、売上はその人の評価につながる重要なものになります。
ちなみに外国のハイブランドの多くは歩合制です。
映画「プリティ・ウーマン」にも出てきましたね。
「似合う服」より「売りたい服」を売る
- ショーケースに入っているものを出してきた。
- 「こちらはサイズ40ですが、みなさん少し大きめのサイズを選んでいかれます。」
この2点から、このコートはもうサイズがなくおそらく最後の1点。
店員さんは、このコートを早く売ってしまいたかったのだと思います。
お客には、「似合う服」でなく、「売りたい服」を売る。
以後、この店で買い物をするのはやめました。
中には良心的な店員さんもいますが、半数以上の店員さんがそうではない、ということを覚えておいたほうがいいでしょう。
② あなたに似合う服を知っているわけではない
お客様はAラインのイメージなので、こちらはいかがでしょう。
ハイブランド店員さん
カリスマバイヤーさんはこう言っていました。
当時、その店には、Aラインのコート、Aラインのスカートをよく着て行くことがありました。
店員さんは、今着ている服のイメージで服を選んでくることがあります。
着ている服はその人の好みのものだろうし、その路線ですすめれば無難だからです。
実際はAラインは私に似合うデザインではありません。
別のブランド店ではこんな経験もあります。
ストレートスカートを自分で選び試着した時、妙に似合い「いい女」風になったことがありました。
着る物によって見え方が変わりますね。
ハイブランド店員さん
と、店員さんはちょっと驚いていました。
その日の私は、トレンチにエルメススカーフ、カーキのスリムパンツ にショートブーツのカジュアルスタイル。
そこそこおしゃれですが、テイストはあくまでもカジュアル。
いい女でありません。
店員さんはこれほど似合うとは思ってなかったようです。
あとで知ることになるのですが、このスカートは私にぴったりのアイテムです。
スタイルUPして見せてくれるデザインだったのです。
残念ながら、それまで選んでもらい私が買っていたものは、デザインも色もほとんどがハズレでした。
つまり店員さんは、「似合うものがわかっているわけではない」のです。
② 店にある服しか売ることができない
仮に運良く良心的であなたに似合う服を選んであげたいという店員さんがいたとしても、
その店員さんは自分のお店の中からしか服を選ぶことができません。
例えばあなたに似合う服が別の店のテイストであったとしても、そちらをすすめることができないのです。
お店の店員さんにお願いするということは、
「そのお店のブランドの中から選んでもらう」ということになってしまいます。
セレクトショップなら幾分範囲は広がりますが、
それでもないものはすすめられません。
- 店員さんはお店の売上が一番大事
- 店員さんはあなたの似合う服がわかるわけではない
- 店員さんは自分の店の服しか売ることができない
服選びに失敗しないためにするべきこと
それじゃ、服選びはどうすればいいの?
みーちゃん
もう失敗したくない、と思うなら、まず自分の身体の特徴をよく知ることです。
自分がどんな身体の特徴を持ち、どのようなテイストが似合うのか、
これを知り、自分を活かすスタイリングをすることです。
しかしこれが分かれば苦労しませんよね。
なぜなら人間は自分のことを客観的に見られない傾向があるからです。
そこでおすすめなのは、客観的な指標であなたを見てくれる人です。
友達や家族もいいでしょう。
ただ、センスがいまいち、親しいだけに言いづらいなど、適任でない場合もあります。
そんな時は、やはりプロに頼むのが結果的に早道です。
①自分の特徴を捉える
②スタイルUPするコツを知る
③自分を活かすスタイリングができるようになる
これが1番の解決策です。
間違ったものを買い続けるより、はるかに時間もお金も節約できます。
自分で自分を素敵に見せるスタイリングができる、
大人の女性ならぜひ身につけてほしいスキルです。
皆さんには、遠回りせずにこのスキルを身につけてほしいと思っています。
Sumie
まとめ:自分の特徴を知り自分で選べるのがベスト
- 店員さんはお店の売上が一番大事
- 店員さんはあなたの似合う服がわかるわけではない
- 店員さんは自分の店の服しか売ることができない
良心的で親身になってくれる店員さんもいると思います。
しかし、あなたの似合うものを的確に見つけてくれる店員さんに出会えるのは稀なことです。
ですから、店員さんに服選びを任せるのはおすすめできません。
解決する手立てとして、
失敗しない服選びのコツ
①自分の特徴を捉える
②スタイルUPするコツを知る
③自分を活かすスタイリングができるようになる
自分でできないときは客観的に見られる人に頼む
難しいならプロに頼む
間違ったものを買い続けるより、はるかに時間もお金も節約できます。
自分で自分を素敵に見せるスタイリングができる、
一度身につけたら一生使える、大人の女性ならぜひ身につけてほしいスキルです。
ブログにも情報満載です。
ぜひ読んでね!
みーちゃん
Sumie
家にいながら楽々スキルが身につく