大人女性必見!【骨格タイプ別】似合う喪服の選び方
こんにちは。
ファッションから 「未来を叶える」コンサルタント 岡本 瑞愛恵(Sumie) です。
大人の女性なら必ず準備しておきたい喪服。
持ってはいるものの、しっくりこないけどなんとなく着ている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
喪服は一度購入したら、10年くらいは着用するもの。
できることなら似合ったものを大切に着たいですね。
喪服は参列する上での“マナー”や喪服ならではの制約もあります。
今回は、【骨格タイプ別】似合う喪服の選び方と、喪服を着用する上で押さえたおきたいポイントまでお伝えします。
- 喪服の基本マナー
- 【骨格タイプ別】似合う喪服
- 喪服を買うタイミング
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女性の喪服は「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類
正喪服 出典:メアリーココ
喪服は格式によって「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があります。
各儀式に相応しい喪服の着用が必要とされ、守らなければならないマナーもあります。
まず、3種類の喪服の違いについて知っておきましょう。
正喪服(最も高い格式) 喪主・主催者側が着用
女性の洋装の正喪服は、光沢のない黒無地のアンサンブルスーツ、ワンピースにボレロ などのブラックフォーマルです。
葬儀・告別式・一周忌法要までは正喪服が良いとされています。
一般的には膝下丈のアンサンブルが多いですが、正喪服はロング丈がよりフォーマルになります。
またパンツスーツはカジュアルなため、正喪服には入らないというのが一般的な認識です。
素材に高級な織が入るものは許容ですが、透け感のあるものは避けます。
装飾はなるべく避けて、ストッキングは黒を着用します。
※アンサンブル:婦人服で、ワンピースと上着、ドレスとコート、などを共布(ともぎれ)で作って、色が調和するようにした一対。
- 喪主・親族葬儀
- 告別式 一周忌法要
- 黒無地スーツ・ワンピースに上着等 光沢のないブラックフォーマル
近年は、喪主や親族も次に挙げる準喪服を着用するケースが増えています。
準喪服(一般格式) 参列者が主に着用
正喪服の次に格式の高い準喪服は、お葬式や法事などの弔事で最も多く着用される喪服です。
一般的に喪服と言えばこの準喪服を指します。
女性の場合はワンピース、アンサンブル、スーツなどのブラックフォーマルが該当し、正喪服とほぼ同じです。
服・装飾共に正喪服に準じた素材がベースとなりますが、正喪服に比べ、多少の装飾性があり自由度が増します。
参列者としてお葬式やお通夜に出る際は準喪服を着用します。
略喪服(第三格式) 参列者が着るもの
参列者の服装として 急な弔問、お通夜参列、三回忌以降の法事まで可能です。
正喪服や準喪服に比べ比較的制約は緩く、アイテムの選択肢も増えます。
黒色がベースですが、濃紺や濃いグレー・モノトーンも許容になります。
ストッキングは黒ですが、肌色も可となります。
【骨格ウェーブ】似合う喪服デザイン
ウェーブに似合うデザイン
出典:ランバン
喪服には、ウェーブに似合うデザインが豊富です。(約6割はウェーブ仕様)
特に多いデザインである ハイウエストワンピースに短いボレロ・ジャケットの組み合わせは、ウェーブにもっとも似合うデザインです。
ふんわりと丸みを持たせたデザインは華奢な身体をカバーします。
出典:CARETT
- ハイウエストのワンピースとボレロ
- ノーカラー・丸襟のジャケットやボレロ
- ふんわりしたシルエットのワンピース、スカート
- 胸元やウエストにドレープやタックが入っているもの
- Aラインのデザイン
ウェーブタイプが似合わないのは シンプル
シンプルなデザインは細身で華奢なウェーブの身体を貧相な印象に見せてしまいます。
直線が多いデザインもシャープすぎ寂しくなる傾向があります。
ボリュームを持たせたデザインや丸みのあるデザインで華奢さがカバーできるものがおすすめです。
【骨格ストレート】似合う喪服デザイン
シンプル・シャープなデザイン
出典:アクアスキュータム
メリハリのある体型で肌にハリもあるストレートタイプは、シンプルなデザインがお似合いです。
ハリのある高級素材でつくられたシンプルでベーシックなデザインがスタイルも良く見え品格も高めます。
- Vネックの開きのテーラドジャケット
- Iラインのデザイン
- なるべくストレートなスカート
持ち前の女性らしいラインを活かすためストレートスカートがおすすめですが、喪服は正座することに配慮し広がるものが多くなっています。
その中でもなるべく広がりのないデザインを選ぶことでスタイルUPして見えます。
ジャケット丈も腰が隠れるくらいが綺麗です。
ノーカラージャケットの場合は、縦の直線的なラインとVの切り込みがあるものを選ぶとシャープに見えます。
ストレートタイプに似合わないのは ふんわり・ハイウエスト
ふんわり、丸いシルエットのものは、せっかくの身体のラインを隠し、着太りして野暮ったく見えます。
フェミニンなデザイン・ハイウエストはテイストに合わない場合があります。
注意していただきたいのは、ジャケットがストレート向けデザインでも、中のワンピースがウェーブデザインのものが多いこと。
残念ながら喪服の6割はウェーブデザインで、中のワンピースに至っては7割はウェーブです。
中のデザインも確認して試着を必ずして下さい。
【骨格ナチュラル】似合う喪服デザイン
「骨格ナチュラル】似合う喪服は ゆったりデザイン
出典:楽天
フレーム感のある身体のナチュラルタイプの方には、少しゆったりしたサイズ感のものや身体のラインをカバーするデザイン性のあるものが似合います。
- スタンドカラーやノーカラージャケット
- Vネックテーラードジャケット
- ジャケットの丈は長め
- リズムやデザイン性がややあるもの
- 準喪服ならパンツスーツも
ナチュラルタイプが似合わないのは シンプルすぎ・ふんわり
シンプルすぎるデザインは、物足りない印象になってしまったり、薄い素材は貧相に見えたりすることがあります。
フェミニンな雰囲気もテイストに合いません。
喪服を買うタイミングは 年忌に向けてがベスト
喪服は着用してからしばらく出番がないこともあり、それでいて急に必要になることもあります。
あらかじめ準備しておくのは縁起が悪いともされているため、喪服を買うタイミングは年忌法要などに向けてが良いでしょう。
しばらく着用しないときは 衣替えの時などに点検し、サイズや雰囲気などがまだ大丈夫か確認しておくと慌てません。
まとめ:自分にあった喪服で弔意を表そう
今回は、【骨格タイプ別】似合う喪服の選び方と喪服を着用する上で押さえたおきたいポイントについてお伝えしました。
- 喪服の基本マナー
- 【骨格タイプ別】似合う喪服
- 喪服を買うタイミング
喪服の基本マナー
「正喪服」「準喪服」「略喪服」に応じた喪服を着用する
- ハイウエストのワンピースとボレロ
- ノーカラー・丸襟のジャケットやボレロ
- ふんわりしたシルエットのワンピース、スカート
- 胸元やウエストにドレープやタックが入っているもの
- Aラインのデザイン
- スタンドカラーやノーカラージャケット
- Vネックテーラードジャケット
- ジャケットの丈は長め
- リズムやデザイン性がややあるもの
- 準喪服ならパンツスーツも
- Vネックの開きのテーラドジャケット
- Iラインのデザイン
- なるべくストレートなスカート
似合う喪服はそれぞれですが、法事・法要で一番大切なのは、故人を悼む気持ちです。
その気持ちを表す服装として、あなたらしい喪服を選んでみてくださいね。
Sumie