【肌の色を決めるもの】毎日の蓄積で肌色も変わる?!
こんにちは。
ファッションから 「未来を叶える」コンサルタント 岡本 瑞愛恵(Sumie) です。
先日山形よりお越しのお客様。
肌に透明感があり明度が高め。
なんとノーファンデーションでこの肌色。
うらやましすぎます。
ファンデーションなしの方に多い透明感の肌のわけはこちらの記事に詳しく書きました。⇒【美肌を守る4原則】
さて、では肌の色はどのように決まるのでしょう。
パーソナルカラーを決める重要な要素である肌の色。
今回は、「肌の色」を決めているものについてお伝えします。
このサイトでは、あなたの「なりたい未来」をファッションから叶える情報についてお伝えしています。
肌の色を決めているもの
ノーファンデのお客様のお似合いの軸は、
ベース:イエローベース
清濁:清色
明度:中から高明度
彩度:中彩度
ファーストシーズンはスプリング、セカンドはオータム
スプリングの色は黒い枠以外の色が広くお似合いでした。
特にお似合いなのが、
こちらの色
似合うシーズンが決まっても、全てのシーズンの色が似合うというわけではありません。
この方は、シーズンの中の色が広範囲に似合われるタイプです。
似合う色は、肌・髪・瞳の色によって人それぞれ。
中でも似合う色を決める大きなウェートを占める肌の色。
肌の色は、実は複数の要因で決まっています。
主に肌色を決めているものは、
①メラニン色素
②血液の色(酸化ヘモグロビン)
③食事によるもの(βカロチン)
④糖化(AGEsの沈着)
⑤皮膚の水分量
です。
①メラニン色素
私は子供の頃から「色が黒い」と母に言われ、日焼けしてもすぐ黒くなりました。
これはメラニンが多い人の特徴です。
美白剤は、このメラニンにしか効きません。
ですから美白をしてもなかなか白くならないのは他の要因があるかもしれません。
またメラニンは、角質層にたまっていることが多いので、角質の厚い人も白く見えません。
②血液の色
貧血の方はやや蒼白の抜けるような白に見えることがあります。
手首の裏側や指先を押すと血液の色が肌から透けてよく見えます。
この透けて見える血液の色も肌の色を決めます。
③食事によるもの
③はみかんの食べ過ぎで手が黄色くなるのがよく知られていますね。
みかんだけでなく、青汁、濃縮還元野菜ジュースなどでも毎日摂っていると黄色く着色してくるので、回数を減らしたり、野菜はなるべくそのまま食べた方がいいでしょう。
④糖化(AGEsの沈着)
④AGEs(糖化)とは、
食事などで過剰に摂取した糖がヒトのカラダを主に構成しているタンパク質と結びつくことで体内に生成される物質で、最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts)(注1)と呼ばれています。
引用:シャープライフサイエンスKK
糖化によって皮膚に沈着した茶色のAGEsは蓄積していきます。
若いころには気が付きませんが、糖質の多いものを摂っていると長年の蓄積で40代以降、糖化で肌がくすんできます。
⑤皮膚の水分量
⑤の水は、一日2リットルが目安と言われています。
むくみやすい、汗をかきやすい方は色白の人が多いですが、表皮、真皮ともに皮膚に水分が多い人は肌が明るく見えます。
特に白湯は体にもよく、薬膳として体を温めるのに適しています。
水だけで色白になるならと私も2リットルを目指しています。
本来の健康な肌色を取り戻すことで似合う色も広がることも
以上のことから分かるように、肌の色を決めるのは 持って生まれた要素と後天的なものの両面があります。
後天的要素である③食事 ④AGEs ④水分量 は、ある程度自分でもコントロールできますね。
①のメラニンも1年を通じ日焼け止めを欠かさないことなどで生成を抑えられます。
こうしてみるとまずは本来の健康な自分の肌を取り戻すことで、肌の色をワントーン上げることも可能になります。
肌のトーンが上がれば、似合う色の範囲も広くなり、おしゃれの幅が広がることもあります。
まとめ:肌の色を決めるもの
肌の色は、複数の要因で決まります。
肌色を決めているもの
①メラニン色素
②血液の色(酸化ヘモグロビン)
③食事によるもの(βカロチン)
④糖化(AGEsの沈着)
⑤皮膚の水分量
生まれつきだと思っていた肌の色も実は自分でコントロールできる部分もあります。
本来の健康な肌を取り戻すことで似合う色の幅も広げることも可能です。
毎日の蓄積で肌の色が変わるならやってみる価値はありますね。
人生100年時代。いつまでも美しくいるために今の生活習慣を見直してみよう。
みーちゃん
Sumie