【美肌を守る4原則】肌のバリア機能を守るスキンケア・化粧の方法

未来を叶えるファッションコンサルタント Sumie です。
パーソナルカラーの重要な決め手となる肌の色。
実は肌の状態で似合う色の範囲も変わってくることもあります。
先日のお客様が、とても透明感のある明るい肌色をしているので伺うと、なんとノーファンデーション。ファンデーションはほとんど塗らないとのことでした。
透明感のあるお肌の方に多い、普段は日焼け止めだけでノーファンデーション。
実は、肌をきれいに見せたくてつけているファンデーションなどのお化粧が、肌トラブルの原因になることもあります。
化粧品は、肌への安全性に注意を払い刺激やトラブルの起こらないように作られています。
しかし、人の体質や体調、年齢や季節などにより肌トラブルが起こることがあります。
私は年齢が上がるにつれて時々肌トラブルが起き、そんな時は皮膚科にお世話になり色々と勉強しました。
今回は、そんなお化粧による肌トラブルの原因と対処法についてお伝えします。
化粧品は、肌に対する安全性について十分な注意を払い、通常の使用において刺激やトラブルの起こることのないよう設計・製造されています。
しかし、使用する人の体質や体調、季節や年齢などによって、使用中または使用後に、ほてり、かゆみ、赤み、痛み、腫れなどの異常が肌にあらわれることがあります。 引用:日本化粧品工業連合会
せっかくきれいになるために使っている化粧品で肌トラブルが起こるのは避けたいね。
みーちゃん
このサイトでは、あなたの「なりたい未来」をファッションから叶える情報についてお伝えしています。
Contents
「かぶれ」:赤み・かゆみ・ヒリヒリ・痛み
肌トラブルとは、かゆみ・赤み・痛み・ヒリヒリなどの「かぶれ」や「ニキビ」などです。
「かぶれ」とは、化学物質や異物が触れて起こる「接触皮膚炎」です。
皮膚炎には、
- 触れた物質による刺激で起こる「刺激性接触皮膚炎」
- アレルギー性皮膚炎
- 特殊なものと光が合わさることにより生じる皮膚炎
があります。
この中の「刺激性接触皮膚炎」の一つが化粧品によるものです。
化粧品の注意表示では、このような症状を「お肌に合わない場合」と言い、症状の悪化を防ぐために「ご使用をおやめください」として、直ちに使用を中止するように呼びかけています。
肌のバリア機能の低下が原因
健康な肌はバリア機能で外的要因を排除できますが、
角質細胞間脂質や天然保湿因子が減少し水分が蓄えられなくなるとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため炎症が起きます。
出典:moruho
バリア機能が低下する主な原因として、
環境・体質・ホルモンとともに化粧品があります。
化粧品の配合成分による刺激
化粧品には様々な成分が含まれています。
その中には、肌に浸透した時に拒絶反応を起こして肌に刺激を与えるものもあります。
界面活性剤・香料・防腐剤・タール色素

他にも
色むらやしみ、そばかす、痣(あざ)などの気になる部分を補正するために、隠蔽力のある酸化チタンや酸化亜鉛などの白色顔料を配合しています。そして赤・黄・黒の酸化鉄などの有色顔料を加えて肌色に調整しています。
引用:日本化粧品工業連合会
このような化粧品に配合された成分が多いほど肌への負担は大きくなるので、極力肌につける成分は少ないのが理想です。
江戸時代の大奥の御台所の厠の土から大量の水銀成分が出てきたのはよく知られています。
美しくあるために水銀入りのおしろいを塗り、短命だったという説もありますね・・・・。
「ニキビ」:毛穴の詰まりによる皮脂だまり
出典:大塚製薬 イガイガ=アクネ菌と水分による炎症
毛穴の出口が詰まり、内部に皮脂が溜まることでできます。
油性の汚れは、通気性が悪い合成ポリマーや鉱物油も体内の汗や皮脂の通りを塞ぎます。
そして、アクネ菌が増殖する原因になることがあります。
最近のナノ粒子のファンデーションなどは、肌に馴染みやすい反面、毛穴に入り込みやすく、毛穴が詰まるとニキビの初期段階で皮脂を内部にため込みやすくなります。
肌のバリア機能を守る4原則
美しい肌を保つ前には、本来の「肌のバリア機能」を守ることが大切です。
スキンケアやメイクアップは、なるべく肌への負担を減らし、肌の機能を補うものがベストです。
そこで大切になるのが次の4つです。
- つけすぎない:肌にとって異物である化粧品成分は少ないのが理想です。
- こすらない:アジア人の肌はちょっとした刺激により肌トラブルが出やすいので、メイクアップも洗顔も「優しくこすらず」が基本です。
- 洗いすぎない:洗浄力が強いクレンジングなどの洗顔料は、元々ある皮脂や天然保湿因子を流れてしまいます。
- 日に当たりすぎない:光老化を避けるため1年を通して紫外線対策は重要です。
そこで気になるファンデーションの肌負担ですが、以下のような結果となっています。
私もここ10年くらいリキッドファンデーションを使用していました。
年齢が上がるにつれてカバー力のあるものが必要だったのですが、これを皮膚科医に聞いてからなるべく使用を控えています。
カバー力の強いものは、化粧を落とす時も強いクレンジング力が必要となり悪循環の元になりますね。
最小限の成分で最大限の効果を
肌の調子が気になる人も、まだ気にならない方も、化粧品は毎日の蓄積です。
一度自分の使っている化粧品の成分を見直してみることからはじめてみましょう。
そして、肌への負担を減らしいつまでの美肌を維持していくために、なるべく肌負担の少ない化粧品を選んでいくことが大切です。
そして、もし肌トラブルが起きてしまったら、自己判断せずになるべく早く皮膚科を受診して下さい。
私も長年信頼できるエステサロンに通っていましたが、肌トラブルはエステではなく皮膚科です。
エステは健康な肌に施してこそ効果があります。
信頼できるエステサロンは本当に肌トラブルのある方にエステを勧めません。
まとめ:最小限の化粧成分で美肌効果を
ファッションもスキンケアもまず自分のことを知ることからです。
まず、自分が普段使用している化粧品の成分を見直してみることからはじめてみましょう。
そして、肌への負担を減らしいつまでの美肌を維持していくために、なるべく肌負担の少ない化粧品を選んでいきくことが大切です。
美肌を守る4原則
- つけすぎない:肌にとって異物である化粧品成分は少ないのが理想です。
- こすらない:アジア人の肌はちょっとした刺激により肌トラブルが出やすいので、メイクアップも洗顔も「優しくこすらず」が基本です。
- 洗いすぎない:洗浄力が強いクレンジングなどの洗顔料は、元々ある皮脂や天然保湿因子を流してしまいます。
- 日に当たりすぎない:光老化を避けるため1年を通して紫外線対策は重量です。
そして、肌トラブルが起きたら早めに皮膚科に相談しましょう。
肌のくすみ、色むら、しみ、そばかすなどの欠点を隠し、小じわや毛穴を目立たなくし、若々しく健康的な肌を演出する化粧品。
なるべく肌の負担を減らし、最大限の効果をもたらせたいですね。
Sumie